「濃度を求める問題苦手です。。。」「溶媒、溶液って何ですか!?」そんな質問がありました。
今日は質量パーセント濃度を求めるコツを解説します。
学校の教科書には、濃度を求める公式がこのように書かれていました。
【質量パーセント濃度(%)】
溶質の質量(g)
=-----------------------×100
溶液の質量(g)
溶質の質量(g)
=--------------------------------------------- ×100
溶質の質量(g)+溶媒の質量(g)
濃度の計算は具体的なもので考えると分かりやすいですよ!
たとえば、「食塩水」では、
◇溶質 → 食塩
◇溶媒 → 水
◇溶液 → 食塩水
先ほどの濃度を求める式に、
具体的な言葉を入れると、分かりやすくなります。
質量パーセント濃度(%)
食塩(g)
=---------------------- ×100
食塩水(g)
食塩(g)
=------------------------------ ×100
食塩(g)+水(g)
・分子が「塩」(とけている物質)
・分母が「塩水」(できた液体全体)
になりました。
言いかえると・・・
【質量パーセント濃度(%)】
とけている物質(g)
=------------------------------ ×100
できた液体全体(g)
と表すことができます!