ピアノリサイタル

ガウディア担当の鳥井です。

昨日、名古屋のしらかわホールに
 ピアノリサイタルを聴きに行きました。
演奏家はベラルーシ出身のアンドレイ・シチコ氏。
25歳ながら世界中の数々のコンクールで輝かしい成績をおさめています。
 
4曲の小品の演奏の後、
 メインは「展覧会の絵」でした。
「展覧会の絵」いえばCM等でもおなじみ、
  ラヴェルの管弦楽ですが
実はムソルグスキーのピアノ組曲が原曲です。
 
私はピアノ組曲をフル演奏で聴くのは初めてだったので
  とても楽しみでした。
ラヴェル版で聞きなれた、
 トランペットソロで演奏される
  有名な「プロムナード」の旋律で厳かに滑り出す冒頭・・・
とは全く違う、
元気なそぞろ歩きでスタートしたことに新鮮な驚き。

しかし、シチコ氏は、
ラヴェル版なら大人数の編成で
 10枚の絵をつないだプロムナードの旋律を
  壮大に演奏する大団円まで、
たった1台のピアノで、魅了したのでした。
 
 
音楽や美術の解釈って本当に幅が広くて
 「正」は存在しない。

いや、同じ人が同じ曲を演奏しても
 毎回同じ出来上がりになるとは限りません。
 
音楽の深遠さをあらためて感じました。
 
日本が世界に誇る高級ピアノブランド
 SHIGERU KAWAIのきらびやかな音色も
 昨日という日を最高のひとときしてくれました。
 
 
アンコールでは、通常
 誰もが知っている有名な曲が演奏されますが、
今回シチコ氏がアンコール1曲目に演奏したのは
 聞いたことがない現代音楽。
頭に???をつけたままホールを出たところで、
 その曲がシチコ氏の作曲で、
  今回初めて披露したものだと知りびっくり!

さらにアンコール2曲目は
 ピアノを習う子どもも練習曲として使う「子犬のワルツ」
 
   なんておちゃめな選曲

そのギャップにも楽しませてもらいました。