公立高校入試まであと2ヶ月ですね。
日々、コツコツと努力を継続して成果を上げることが大切だと考えていますので、
受験まで○○日とかカウントダウンすることはあまり好きではないのですが。。。あえて、
人生のうちで「ここぞ」という2ヶ月間を頑張れない人は、何をやっても頑張れない人だと思います。
頑張れないという性格上の弱点は、勉強できないという弱点よりも、生きていく上で
大きな損失を被るでしょう。
時間をかけて勉強できる冬休みと土曜日、日曜日が勝負です。
平日はやれても1日4時間が限界です。
残り2ヶ月何をしますか。
何となく目の前の宿題や単純な暗記作業をこなして勉強した気になることが
一番よくないです。
では、具体的に何をするかというと・・・・
(~1月中旬)
まずは、計画が大切。当然1月中旬までは定期テスト対策が中心となります。
いつまでに提出物を完了させるか。そして復習の時間はどれくらい確保できるのか。
そのためには、毎日どれくらい処理する必要があるかを書きだしてください。
(勉強時間ではなく、勉強内容が大切です)
(1月中旬~入試まで)
・入試問題や模擬試験などを時間を図って解く
・次に「なぜその答えになるのか?」と解答の根拠を意識して理解する。
・その後、間違いが多い単元は今まで使った問題集などで問題演習をすること。
(今日は「理科の電流」というように1日最低1単元苦手箇所の問題演習をする)
ただ計画通り実行できるとも限りません。計画を立てたことを実行し、できなければ計画を修正し改善する。
そして改善したらまた実行する。これを繰り返すことが大切です。
※毎日のルーティーン(必ずやること)を決める。
数学の基礎問題〇〇問
英語のリスニング
英語長文のリーディング
英単語や熟語暗記、国語の漢字・・・・単純作業は短時間で!
この中から自分に適したものや必要なものを2つ3つほど、毎日のルーティンとして取り入れましょう。
毎日のルーティンを決めたら、今度はそれをやる時間も固定してしまいましょう。
毎日朝起きたらすぐに歯を磨いたり顔を洗ったりするのと同様、毎日同じ内容を決まった
時間にやることを習慣化した方が、勉強に取り組むまでの負荷がかからなくなります。
たとえば朝起きて朝食までの間にラジオのリスニングに取り組む、学校から帰ってきたらすぐに数学
の基礎問題(10問テスト)をやる、夜寝る前に英語の読解問題を1つ読むなど、やる内容と時間を
決めたら、毎日必ず取り組むようにしましょう。
今まで学習習慣がついていない人は、はじめの1週間が特に大切です。1週間、勉強以外に必要ない事は
自分の生活から極力排除しましょう。1週間続けば、1ヶ月続きます。1ヶ月続けばもうそれは習慣に
なっているでしょう。
受験勉強につぎこむこの2ヶ月間は、一生の中でもあまり経験することのない濃密な時間です。
2ヶ月間、勉強だけに集中することは合格不合格に関わらず、これからの人生を幸せに生きるうえで
必ず、役に立つと断言できます。
サンフィット学習塾 大府桃山教室 箕浦