立春

ガウディア担当の鳥井です。

 

 

中3の皆さんは、2学期に国語で

万葉集・古今集・古今和歌集を習いました。

 

歌を味わう・・・というより

現時点では

入試には出るのか?! 出ないのか?!

の方が、残念ながら大きな関心があることでしょうね。

 

しかたないことです、それも。

 

 

でも敢えて

2つの和歌をご紹介します。

 

 

 

久方の天の香具山この夕べ霞たなびく春立つらしも

(ひさかたのあまのかぐやまこのゆうべかすみたなびくはるたつらしも)

 

 

春立つといふばかりにや三吉野の山も霞みて今朝は見ゆらむ

(はるたつというばかりにやみよしののやまもかすみてけさはみゆらん)

 

 

二首とも立春を歌ったものですが、

最初の和歌は

春の夕方の風景を見ながら「ああ、春が来たのだなぁ」と実感している歌です。

 

対して二つ目の和歌は

平安京に身を置きながら、今日が立春だと知って遠く吉野の山の春霞を思いやる歌です。

 

 

さて

 

どちらが万葉集の歌で

どちらが古今和歌集の歌でしょう?

 

 

一つ目の歌人は 柿本人麻呂

二つ目の歌人は 壬生忠岑

 

 

復習になりますが

万葉集の歌風は、素朴で率直なことが特徴。

古今和歌集は洗練された言葉と技巧を凝らし幽玄を尊ぶことが特徴。

      でしたね。

 

 

答えはお分かりですね。

 

 

 

明日は立春。

本格的な春がやってくるための始まりの日です。

 

受験生の皆さんも

寒い冬が終わり花開く季節が来るのを楽しみに待ちましょう。