前を向いて

ガウディア担当の鳥井です。

 

 

私が子どものころから大好きなテレビ番組は

「探偵ナイトスクープ」です。

 

視聴者から寄せられた依頼を、

探偵局員が投稿した視聴者と共に調査し、

その過程のVTRを流すといった内容です。

 

 

2016年放送の「社長さんと最後のお別れ」は

中でも秀逸な作品でした。

 

大阪の路線バスで通学する小学生が、

路線変更のため通学できなくなってしまいます。

するとそのバス会社の社長自らが

プライベートで送迎することを申し出ます。

以降3年間毎日送迎していました。

しかし、学校に近い新居に引越しすることが決まったため、

最後の登校日に社長さんとたくさんの話がしたい

…という小学生からのご依頼でした。

 

何度見ても涙が止まらない大好きな作品の一つです。

先日4年ぶりに、

その日本城タクシーの坂本社長が番組で取り上げられました。

旅行業界ではコロナウイルス感染拡大により、

業績悪化が著しくなっています。

坂本社長は従業員の給料を確保するために

10台あるうちの3台を売却し

当座をしのぐことを決めました。

 

一時的に社員を解雇し業績の安定化を図る選択もあったはず。

しかし坂本社長は

「バスは金を出せば買える。

しかし、コロナ問題が落ち着いた後、

確かな技術を持った従業員がいないのに

バスだけが残ったって意味がない。」

と考えたそうです。

 

 

同様な話を

内閣府のホームページ

「一日前プロジェクト」でも読みました。

地震や水害などの被害にあった方の体験談を取りまとめたものです。

 

東日本大震災を経験した、

宮城県気仙沼市の電装会社社長の話です。

 

会社までの道路はがれきで遮断され、

社屋には泥がいっぱいたまっていました。

家族を失った従業員もいました。

社長は全員解雇し失業保険をもらうことも考えたのですが

一度手放した従業員のスキルを

再び手にに入れることは

もっと大変なことだと考え、

従業員に当座資金を渡して

会社の再建を図ることを選択しました。

 

その後落ち着いてくると、

モーター修理の依頼があちこちから入るようになり

なんとか軌道に乗せることができるようになったという話です。

 

先が見えない多くの不安の中で

厳しい選択を迫られている人は世界中数知れません。

そんな中でも、

人を大事にする人と、

後ろを向かない人が勝つはずだと、

二人の社長さんから教えていただいた気がします。